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2018-06-14

[ウルティア ] A剤についての説明

こんにちは!katsuです。

昨年末から扱っております 「超絶抗酸化ダメージケアシリーズ」

の ウルティア   について、各アイテムごとの説明が 製作者から上がってきましたので

ご紹介させていただきます。

第4回目は  ウルティア A についてです。

(この記事に関しましては、使っていく美容師向けの内容となってますので、

お客様はスルーしていただいて構いません・・・)

 

 

ウルティアAのメインの役割としては、髪のインナー強化剤です。
健康な毛髪は水を弾きやすい疎水性ですが、ダメージをすると水を吸収しやすい親水性に変わります。
毛髪が親水性になると水が髪内部に浸透しやすくシャンプーや薬剤の影響を受けてアミノ酸が外へと流出していきます。
そうなると髪内部で空洞化が起き、パサパサした髪質へとダメージは加速しながら進んでいきます。
ウルティアAはこの空洞化を防ぐ効果のある成分が2種類配合されています。
『セラック』
『ヒートケラチン』
ウルティアは乳化バランスが非常に良く、これら成分が毛髪内部へ浸透しやすくなっております。
毛髪内部へと小さい分子で浸透した頃に髪内部で乳化バランスが崩れて小さい分子同士でくっ付き合って
大きくなる為、外へは出ていきにくくなります。
この作用により、親水化した毛髪を元の疎水性の状態に近づけることができます。
更に仕上げの時にドライヤーやアイロンなどで毛髪内部の水をしっかり抜くことで毛髪内部に
浸透したセラックやヒートケラチンなどの疎水性成分の固定力を上げ、トリートメントとしての持続性もアップします。
ですから、デジタルパーマや縮毛矯正など熱を使う施術の中間処理としてのポテンシャルはかなり高いものがあります。
これら成分がダメージホールを埋め、毛髪内部のアミノ酸の流出を防ぎ、ダメージの加速を止めることができるのです。
更にウルティアAには超高級成分である、『エルゴチオネイン』が配合されています。
ビタミンEの約7000倍の抗酸化作用をもつ髪のアンチエイジング成分です。
このエルゴチオネインは毛髪の様々なダメージの原因因子を除去する作用があります。
特に髪の酸化ダメージであるシステイン酸の生成を抑えることができます。
システイン酸の生成によるダメージは過酸化水素を使用する施術である、ブリーチ、カラー、パーマ、デジパー、縮毛矯正など
ほとんどの施術で美容師自らが作り出してしまいます。
一度システイン酸が毛髪内部に生成されてしまうと、元に戻ることができない為
システイン酸をできる限り作らせない施術を行うコトが、毛髪を健やかに保つ絶対条件となります。
エルゴチオネインは目には見えない部分をケアする、お客様想いの成分と言えるのではないかとおもいます。
ウルティアAはpH8.5のアルカリ性です。 アルカリ度は0.4
上記にありますように色々な施術の中でMilleでも使っている一品となっております。
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Mille hair
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