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2017-02-13

美容室のカラー剤と市販のカラー剤

こんにちは!katsuです。

お家で簡単に染めれるホームカラー。最近はされている方も少なくなってきたかと思いますが、

美容室のカラーと何が違うのか?軽く説明させてもらいたいです。

まずヘアカラーの種類ですが、ざっくりと大きく分けて今は5タイプ?に別れるかと思います。

●ブリーチ剤・・・髪の色素を脱色して明るくする。

●ヘアカラー剤・・・ブリーチ剤で脱色しながら同時に染料で染めていく。

●ヘアマニキュア・・・爪のマニキュアと同じように髪の表面に染料がつく。

●ヘナ・・・天然の草で染めていく。化学薬品や染料が混ざっているものもある。

●カラーバター・・・マニキュアと同じように髪の表面に着く。塩基性カラーやHC染料で作られている。

今回は一般的に使われているヘアカラー剤についてです。

通常のヘアカラー剤は、脱色剤と染料のミックスで作られており、明るい色ほど脱色剤が多く、くらい色は逆に染料の割合が多くなります。

美容室で使われているヘアカラー剤と市販のヘアカラー剤の違いはこの染料の違いが大きいかと思います。

染料には通常よく使われるものとして酸化染料と直接染料の2種類があり、イメージ的には髪の内部に入って酸化重合して染まるのが酸化染料。

それだけで色がつく直接染料は粒が大きく、髪の中に入りにくく表面につきやすいイメージです。

美容室のカラー剤と市販のものの違いはこの染料の配合が違うと思います。

市販のカラー剤は直接染料の配合が多いように感じます。逆に美容室のカラー剤は酸化染料の割合が多く、髪の中できっちり染まる用に作られています。

なので美容室で染めると⭐︎内部まできっちり染まって色長持ち。反対に⭐︎薬液塗布が難しく、ムラになりやすい。

市販のカラー剤は⭐︎表面的な発色が多いので、色が早く取れてしまう。⭐︎薬液の塗布量での色ムラがわかりにくく、自分でもそれなりに染められる。

 

こんな違いがあるのではないでしょうか?

また市販のお薬にはムースタイプ・リキッドタイプ・クリームタイプなどがあり、それぞれでまた違いがあります。

●ムースカラー・・・内容の半分くらいはマニキュアのような・・・色の染まりも薄く、早めの褪色があります。また全体を染めるには塗りやすいのですが、根元だけとかの塗り分けがほぼ不可能なのでダメージは相当なものがあります。

●リキッドタイプ・・・ゆるめのジェル状のものですね。若者向けの商品に多いです。色の種類も多く自分でも塗りやすいですが、こちらも塗り分けが難しく、回数を重ねるほどにダメージは計り知れないものになります。

●クリームたいイプ・・・ほとんどの商品が白髪染めのジャンルではないでしょうか。美容室のカラー剤に一番近いものではあります。自分でちゃんと塗り分けができればいいのでしょうが、重ねるごとに毛先がどんどん暗くなっていくのではないですか?

 

お薬の違いというものも確かに大きい割合であるんですが、やはり1番の違いは美容師のテクニックにつきます。

根元の健康な髪と、中間から毛先のダメージを負った髪では当然条件が違うので薬剤のパワーや染料の濃さなどを色々コントロールして美容師は染めています。

 

そしてMilleでは白髪染めのお客様にはリタッチをお勧めしています。毎回全体を染めてしまうとダメージにもつながりますが、毛先に白髪染めがたまってしまい、どんどん色が暗くなります。

自然な褪色をコントロールすれば白髪染めでもそれなりの明るさを維持できますからね♫

ホームケアのことも美容師に相談し、髪の状態を美容師に管理してもらうことが、ヘアスタイルやひいてはライフスタイルの可能性を広げることになるのでは?

そんなことをフと思ったので書いてみました♫

 

Mille hair
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