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2018-06-15

[ウルティア ] B剤についての説明

こんにちは!katsuです。

昨年末から扱っております 「超絶抗酸化ダメージケアシリーズ」

の ウルティア   について、各アイテムごとの説明が 製作者から上がってきましたので

ご紹介させていただきます。

最終回は  ウルティア B剤  についてです。

(また、この記事も美容師向けな内容になっていますので、お客様はスルーしていただいて大丈夫です・・・)

 

 

ウルティアBの役割は大きく分けて2種類あります。
①ウルティアAの触媒
 
②ダメージの原因因子の除去
①ウルティアAの触媒
ウルティアAにはセラックという成分が配合されています。ダメージをして親水性に傾いた毛髪を健康毛の疎水性に近づける成分です。
このヘアケア成分は小さい分子で髪内部に浸透して髪内部で大きくなるコトで留まり、ダメージホールを塞ぎます。
しかし、小さい分子で入ったものが大きくなる為にはそれなりに時間がかかります。
そこでウルティアBの酸が役に立ちます。
ウルティアA剤に配合のセラックはアルカリ性で溶けて分散しています。
ここにウルティアBの酸が入ることで急激にセラック同士が固まり分子が大きくなっていきます。
中に浸透したセラックをより定着させる為にはウルティアBの酸の力が相乗的に働きます。
これにより、ダメージをして親水性に傾いた毛髪のダメージホールをよりしっかり埋めて健康毛と同じ疎水性に近づけるのです。
更にキューティクルを引き締める効果がある為、この後に使用するウルティアCが乗る土台を作ってくれます。
A剤、B剤の組み合わせは毛髪内部の芯を作る処理剤と考えていただけると理解しやすいかと思います。
ここまでのA剤、B剤の使用では軋みが髪に発生しますが、「疎水性=軋み」なので問題ない軋みと認識して下さい。
②ダメージの原因因子の除去
ウルティアBにはダメージの原因因子を除去する成分が配合されてます。
①エルゴチオネイン…抗酸化作用
②カタラーゼ…残留過酸化水素除去
③エチドロン酸…金属イオンキレート
④ビタミンC誘導体…活性酸素除去
⑤リンゴ酸…残留アルカリ除去
⑥クエン酸…石けんカス除去
ホームケアとしても使用できるウルティアBはあらゆるダメージの原因因子を取り除く作用があります。
特に髪のゴワゴワの原因である水道水に含まれるカルシウムイオンは毛髪の脂肪酸と結合しやすく、
硬水国である日本では必ず毛髪に付着残留しています。
金属は酸化しますから、付着残留している金属が毛髪にどんな悪さをするかは容易に想像ができるかと思います。
ウルティアBはこう言ったダメージ因子を取り除く力があります。
ウルティアB剤は目に見えては来ない髪に潜むダメージの要因を取り除くことでダメージの加速を防止するトリートメント剤です。
以上で、ウルティア シリーズの詳細説明を終了します。
どうぞ参考になさってください。
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